これまでの人生について その1
熊本のド田舎から、福岡に出てきて今年で6年目。
転職という大きな節目で、これまでの人生を振り返ってみようと思う。
小さい頃からなんとなく大きな会社に入って、たくさん給料をもらって、たくさん休みが取れれば幸せな生活が送れると思っていた。
だから、自分の学力では大学に行っても大きな会社に入れ無いと思い、大きな会社に入れる確率が高い工業高校に進学した。
しかし、行った高校はあまりにも理不尽なルールが多かった。
詳しくは書か無いが、平成の学校にこんなルールあるの?って感じのルール。
しかも、社会ではこんな理不尽が当たり前だとか言うもんだから、高校生の俺は真に受けて、高校3年間は割とマジで社会に絶望していた。
当時観た、映画「レオン」で、一番印象に残ったシーンは、マチルダとレオンが冒頭で
「大人になっても、人生はつらい?」
「つらいさ。」
という会話シーン。
当時、日本社会はキツいけど、海外は楽しそうだな〜って思って毎週アナザースカイとか弾丸トラベラーを観ながら、海外に思いを馳せていた俺だったが
「そっちもそうなの??!!」
と衝撃を受けた。
こんな感じで社会に絶望しつつも、高校生なりにどうすれば幸せになれるか考えた。
「こんな理不尽な、自由の無い生活は幸せでは無い。」
「こんなツライ思いまでして、大企業に入って高い給料もらっても意味が無い」
と高校生なりに考えた。そこで、自己啓発本とかで良く見かける、やりたい事をやろう!っていうのに影響を受けてやりたい事って何だろうと考えた。
そこで、当時出てきた案が、海外に携われる何かをやるという事。
小学生の頃くらいから、海外の異文化への興味があった。
しかし、英語も勉強してきて無いし、どうやってそれを実現すれば良いのか分からない。そもそも海外に携われる何かって何だ?分からない・・・
そんなこんなで色々と悩んでいたが、海外に携わるという方向性は結論が出せなかったため諦め、就職する事にした。
工業高校の就職先は、工場が多いのだが、俺は以下理由から、工場は嫌だと思っていた。
・手先が鬼の様に不器用
・ロボットが仕事を奪うらしい説を真に受けていた
また当時、「ロケみつ」の「日本横断ブログ旅」九州編があっており
「九州って意外といいな」
と思った事や
高校3年間で社会に絶望した経験から、意外と俺はメンタルが弱いということが分かり
「実家に近い方がいいな」
と思い九州×工場以外で就職したいと考える様になった。
そして、選択肢の1つであった、インターネット関連の会社を受けて無事合格した。
当時、俺は
「インターネット関連の知識があれば、手に職が着くぞ!」
「手に職が付けば、いつか辞めて留学するぞ!」
と淡い期待を抱いていた。